緊張していますと人前で告白すればラクになる?

緊張の告白

言葉が記憶を呼び起こす

極度のあがり症で苦しんでいた時、「緊張しています」と言ってしまえばラクになると聞いてやってみたことがあります。結果、まったくラクにならなかったどころか、更に緊張を感じてしまい、いつも以上にガクガクブルブル状態になったことをよく覚えています。

脳の仕組みを知って、その理由が明確になりました。

例えば、「赤いポストを思い出さないで」と言われても人は「赤いポスト」と聞いた瞬間にそれをイメージしてしまいます。

強くイメージを持っているものほど、瞬間的に思い出します。だから、あがり症の人が「緊張」という言葉を使った瞬間には、過去に緊張した嫌なイメージを、素早くリアルに思い出してしまうのです。

※緊張と一概に言っても、人それぞれイメージが異なります。「緊張するほど結果が出せる」と感じている人もいます。

脳の持つ「一貫性の法則」

脳は「他人に思われている通りの自分を表現しよう」という一貫性を持っています。

例えば、「〇〇さんってやさしいですよね」と言われると、その人にやさしくしてしまう。「太っ腹ですよね」と言われると、おごってあげたくなる。そんな経験はないでしょうか。

同じように、人前で「緊張しています」と言ってしまうと、みんながあなたをそのように認識するため、あなたの脳はみんなに「思われている自分」を表現するよう努めてしまうのです。

小手先のスキルではあがり症は克服できません。あがり症を克服するためには、事前に本番に対するイメージを、マイナスからプラスにしておくことが最も大切ですよ。あがり症克服対面トレーニングはこちら

この記事を書いた人

金光サリィ

あがり症克服トレーナー

               

極度のあがり症・赤面症に長年苦しむが、脳科学・心理学を中心に学び、それらをもとに考えた手法で短期間に克服する。その方法をまとめた「人前で話すのが楽になる5つの魔法(ダイヤモンド社)は、Amazon書籍ランキング第2位を獲得。現在、10刷りのロングセラー。徐々に変化を促す一般的なものとは異なり、劇的な変化を起こすあがり症克服トレーニングが人気

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