有名漫画の名言から学ぶ緊張、あがり症克服のポイント
ヴィゴラ~ス!あがり症克服の専門家の金光サリィです。鬼滅の刃の続き、私が大好きな漫画のスラムダンクの映画化が決定したようです。漫画から学べることって、結構ありますよね。
今回は、漫画ドラゴンボールの孫悟空の名言を引用して、緊張、あがり症克服のポイントをお伝えします。
漫画ドラゴンボールの名言1:オラわくわくしてきたぞ
これは、漫画ドラゴンボールの孫悟空がよく言う有名な台詞ですね。悟空は「オラわくわくしてきたぞ」と言って次々と現れる難敵に挑みます。もし悟空が「オラ恐い」と言っていたら、いまごろ地球は滅亡していたかもしれません(笑)。
「強い敵と戦えることを楽しみにしている」のと「強い敵と戦うのが恐い」と思っているのでは、結果が大きく変わってきます。「強い敵と戦うのが恐い」と思っていると萎縮し過度に緊張して本来の力が思うように発揮できません。
これは人前で話す時も全く同じです。「人前で話すのが恐い」ではなく、「人前で話すのを楽しみにしている」という状態にしなければなりません。
あがり症は技術的な問題ではなく感情的な問題
あがり症を克服するには話す技術を学ぶ必要があると考えている方が多くいます。
けれども、あがり症になったのは、脳が「人前=恐い、危険」なところと認識してしまったことが原因です。あがり症は技術的な問題ではなく感情的な問題なのです。
話すのが決して上手でなくても、人前で話すことに対して楽しいとか好きだとかポジティブなイメージを持っていれば、その人はあがり症ではありません。
あがり症を克服するのに、時間とお金をかけて、セミナーや教室に通って話す技術を学ぶ必要はないんですね。人前に対する苦手イメージを改善すればよいだけです。
いやいや、それができないから苦労しているんだよという声が聞こえてきそうです。安心してください。そのように改善するのが私のあがり症克服メンタルトレーニングです。
漫画ドラゴンボールの名言2:なんとかなりそうだ
後もう一つ、私が好きな孫悟空の名言を紹介します。それは「なんとかなりそうだ」です。一瞬やばいと思っても、なんとかなりそうだと口に出すことで、脳はなんとかなりそうな方法を探そうとします。
先程の「オラわくわくすっぞ」もそうですが、孫悟空はネガティブなことを基本的に言いません。ポジティブだと有名なサッカーの本田選手も、ネガティブな表現を使わず、「伸び代がある」とポジティブに表現されていますね。
「あがり症とうつ病の人の共通点と改善策」でお伝えした通り、あがり症の人は、一般の人よりネガティブな感情表現を多用します。頭の中がネガティブな言葉で溢れていると、脳が物事を悲観的、否定的に受け止めやすく、何かに取り組むときに結果が出にくくなります。
しかし、ネガティブな言葉を止め、その分ポジティブな表現を使うことで、大きく変化できる余地を持っているということです。まさに「伸び代」ですね。