克服したいなら、反省会はダメ。ゼッタイ。

反省

日本人の習慣ともいえる「反省会」。小学校の頃から、1日の終わりやイベントの後には何かを反省させられていたからか、私たちはことあるごとに反省します。

脳には良い悪いを判断しないという特徴があるため、注目したことを再現しようとします。このため、反省会をすると、マイナスポイントを探すことになるので、次も同じような反省材料を作り出そうとしてしまいます。

あがり症を完全に克服するには、本番後に「人前で話すのって楽しい!」というプラスの感情で記憶を上書きすることが必要です。しかし、反省グセが強い人は、細かいミスはあったけどうまくいった!という場合でも、わざわざ良くなかったところを探して注目してしまいます。

これだと、また同じようなミスに繋がりやすいですし、永遠にあがり症を克服できません。反省グセをやめるには、日頃からとにかく良かったことに意識が向くようにします。そのためには「良かった~!」という言葉を口グセにしましょう。

何があっても「良かった~!」と言うようにしていると、脳は「何が良かったんだろう?」と良かったところを探そうとします。良かったことが見つかれば、次も自然と良い方に向かっていきます

信じられない人は試しに、朝まだ眠いなと感じる時に「よく寝た~」と言ってみてください。脳が「よく寝たんだな」と認識して眠気が覚めるはずです。脳は言葉一つでコントロールできることの一例です。

あがり症に限らず、すべてにおいて反省会よりも称賛会をお勧めします。本番で「人前で話すのって楽しい!」と感じるための事前トレーニングは、こちらの本をお読みくださいね!

あがり症のための脳科学にもとづいたメンタルトレーニングの礎を築いたパイオニア。自身が極度のあがり症に苦しんでいた時期がある。ひどいあがり症の人ほど、スピーチ練習や場数、呼吸法などではなく、メンタルトレーニングが必要と伝えている。
「人前で話すのがラクになる!5つの魔法(ダイヤモンド社)」は、今までにないあがり症克服本としてAmazonランキング総合2位(話し方・プレゼン部門1位)。現在12刷りのロングセラー。

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