緊張・あがり症の人はリラックスを目指すな

テンションあげる

人前に出ると

  • 身体が震える・・・
  • 汗が出る・・・
  • 胸がドキドキする・・・
  • 顔が赤くなる・・・

身体はあなたの味方です。
これらの症状は全て、あなたの脳が良かれと思って
引き起こしています。

具体的には脳幹という部分です。
脳幹が、人前を危険だと認識し、防衛本能を
発動させた結果なのです。

脳幹は心拍、呼吸、血圧などを調整する
基本的な生命維持の機能を担います。

危険から身を守り、戦ったり逃げたりして
生きのびるために働きます。

戦ったり逃げたりするときには、
エネルギー(血液)が必要なので、鼓動を早めて
全身に新鮮な血が行き渡るようにします。

震えるのも、手足の先まで血を巡らせるためです。
汗は、戦う時に手に持つ武器が滑らないように
手に汗をかかせていた名残です。

これら脳幹の反応を、ネガティブなこととして捉え、
テクニックでコントロールすることはとても難しいことです。

それよりも、これらの症状を、
体が「今、大事な時だよ!がんばれ~!」とエネルギーを
送っているとポジティブに捉えましょう。

身体はあなたを応援しようと、
テンションをあげてくれているのです。
それをリラックスさせようとしないでください。

応援されているのだから、
それを利用して、テンション高く人前に出て、
テンション高く話し、テンション高く楽しんでください。

人前が危険な環境ではなく、楽しい安全な環境であると
脳に認識されれば、あがり症は克服できますよ。

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あがり症のための脳科学にもとづいたメンタルトレーニングの礎を築いたパイオニア。自身が極度のあがり症に苦しんでいた時期がある。ひどいあがり症の人ほど、スピーチ練習や場数、呼吸法などではなく、メンタルトレーニングが必要と伝えている。
「人前で話すのがラクになる!5つの魔法(ダイヤモンド社)」は、今までにないあがり症克服本としてAmazonランキング総合2位(話し方・プレゼン部門1位)。現在12刷りのロングセラー。

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