緊張・あがり症の人はリラックスを目指すな
人前に出ると
- 身体が震える・・・
- 汗が出る・・・
- 胸がドキドキする・・・
- 顔が赤くなる・・・
身体はあなたの味方です。
これらの症状は全て、あなたの脳が良かれと思って
引き起こしています。
具体的には脳幹という部分です。
脳幹が、人前を危険だと認識し、防衛本能を
発動させた結果なのです。
脳幹は心拍、呼吸、血圧などを調整する
基本的な生命維持の機能を担います。
危険から身を守り、戦ったり逃げたりして
生きのびるために働きます。
戦ったり逃げたりするときには、
エネルギー(血液)が必要なので、鼓動を早めて
全身に新鮮な血が行き渡るようにします。
震えるのも、手足の先まで血を巡らせるためです。
汗は、戦う時に手に持つ武器が滑らないように
手に汗をかかせていた名残です。
これら脳幹の反応を、ネガティブなこととして捉え、
テクニックでコントロールすることはとても難しいことです。
それよりも、これらの症状を、
体が「今、大事な時だよ!がんばれ~!」とエネルギーを
送っているとポジティブに捉えましょう。
身体はあなたを応援しようと、
テンションをあげてくれているのです。
それをリラックスさせようとしないでください。
応援されているのだから、
それを利用して、テンション高く人前に出て、
テンション高く話し、テンション高く楽しんでください。
人前が危険な環境ではなく、楽しい安全な環境であると
脳に認識されれば、あがり症は克服できますよ。
詳しくはこちらの本で♪