スピーチの評価は謙遜を止めるだけで変わる
これをやめるだけで、ものすごくいいスピーチになるのに、多くの日本人がやってしまっていることがあります。それは「謙遜」の態度や言葉です。
紹介を受けて舞台に進むとき、聴衆からの拍手に、「いえいえ、そんな拍手なんて・・・」というような態度で、申し訳なさそうに背中をまるめて出ること。
スピーチの締めの言葉に、「お聞き苦しかったかもしれませんが・・・」「まとまりのない話になってしまいましたが・・・」などと謙遜すること。
脳科学的にみると、これはとてももったいない態度や言葉です。なぜなら、度々お伝えしている通り、私たちの脳はとても素直。
恐縮した態度で出れば、自信がないんだな、聞く価値がない話なんだなと思われます。「お聞き苦しい」「まとまりのない」と言われれば、そうだったんだなと認識されてしまうのです。
ですから、これからは人前に出るときに拍手を貰ったら、ありがたくいただく態度をとりましょう。そして、話の最後には、「すごく真剣に聞いてくださって、とても話しやすかったです。ありがとうございました!」などと、お礼のみを伝えましょう。
これだけで、あなたのスピーチの評価はガラリと変わりますよ。お試しあれ。