【裏技】あがり症克服の為のセルフイメージの作り方
ヴィゴラ~ス!緊張・あがり症克服の専門家 金光サリィです。
緊張・あがり症でお悩みの方は、「私は緊張しやすい」「私はあがり症だ」などのマイナスなセルフイメージを必ず持っています。
人は、セルフイメージにのっとって振る舞う習性があるため、このマイナスなセルフイメージを捨てて、新しいセルフイメージを作り、それを自分に落とし込む必要があります。
今回は、この新しいセルフイメージを作る時のお話です。新しいセルフイメージを作る時には、幾つかの基本ルールを守る必要があります。
しかし、その基本ルールを守っても、効果的なセルフイメージを作れないことがあります。
※新しいセルフイメージを自分に落とし込むために唱えることをアファメーションと言うことがあります。
セルフイメージを作る時の基本ルール
新しいセルフイメージをつくるときの一般的な基本ルールは次のとおりです。これは、多くのトレーナー、コーチなどが言っていることで間違いではありません。ただし、場合によってはこのルールを守るだけでは効果的なものが作れない時があります。
- 否定形を使わず肯定形で書く
- 完了形または現在進行で書く
あがり症の人が作りがちなセルフイメージ
新しく作ったセルフイメージに「○○しなければならない」という感情がくっついていると、そのセルフイメージはうまく機能しません。脳は、「have to」を好まず、「want to」を好むからです。
例えば、「人前で話す時の声が小さい」というセルフイメージを持っている人が「私は大きい声でしゃべる」という新しいセルフイメージをつくったとします。これは先程の基本ルールをきちんと守っています。
しかし、声が小さいと思っている人にとって、このセルフイメージには、「声を大きくしなくてはならない」というhave toが紛れ込んでいる可能性が高いです。この場合、この人には新しいセルフイメージが効果的に機能しません。
セルフイメージを一つにまとめる
とはいえ、単独で新しいセルフイメージを作る場合、「○○しなければならない」といった感情が付いたものしか思いつかない時もあるかもしれません。
この時のためにとっておきの裏技があるので紹介します。
まず基本ルールを無視して、「どんな風に人前でしゃべれたら最高か」をキーワードのみで列挙してみてください。例えば「優しい」「明るい」「フレンドリー」などです。
次に、このキーワードをすべて満たす人物や職業などを選んでください。憧れの人物や職業がいいですね。それをもとに新しいセルフイメージを作ります。
たとえば、「私は第2の○○アナウンサーだ」「カリスマ熱血講師だ!」などです。これによって、全ての理想を満たしたセルフイメージが出来上がります。
私のセルフイメージは、「私は保育士さんのように話す人だ」です。私の中で「保育士さん」には、「優しい雰囲気で話す」「易しい言葉で説明してくれる」「場を盛り上げるのが上手」「いつもニコニコしている」「注目を集めるのが得意」などの欲しいイメージが詰まっているので、「保育士さんのように」というだけで、これらをすべて満たすことができます。
新しく作ったセルフイメージが機能しないと、あがり症克服への道のりは遠ざかります。私と一緒にあなたにマッチしたセルフイメージを作りたいときは、あがり症克服メンタルトレーニングよりお申込みください。