あがり症かは1つの質問でわかる!【簡単セルフチェック診断】
ヴィゴラ~ス!
脳科学にもとづいた緊張・あがり症克服の専門家 金光サリィです。
自分が「あがり症」かどうか、気になっていませんか?
ネットで「あがり症診断」と検索すると、様々なチェックテストがでてくると思います。多くは、たくさんの質問に答えて、該当数で判断するようなものです。
たとえば「15個中10個以上当てはまったら、あなたはあがり症です」といったものです。でも、もしあなたの該当数が9個で、たった1つ該当しなかっただけで、あがり症ではないと言われても、いまいち腑に落ちないのではないでしょうか。
実は、長いチェックリストに答える必要はありません。たった1つの質問で、あなたがあがり症かどうかを調べることができます。
あがり症とそうでない人の違い
まず、あがり症の人とそうでない人の違いについて、考えてみましょう。
「あがり症でない人」と聞いて、どんな人を思い浮かべますか?
「人前で落ち着いていて、上手に話せる人」でしょうか?
確かに、その人はあがり症ではないでしょう。でも逆に、「落ち着きがなくて、話が上手じゃない人」は、”必ず”あがり症なのでしょうか?
実は、そうとは限らないんです。あがり症の人もいるし、あがり症でない人もいるので、答えはNo.です。
会ったことがないと実感がわかないかもしれませんが、全然落ち着いてないし、全然話しが上手ではないけれど、あがり症ではない人はいます。
カラオケを例に考えてみましょう。音程も外すし、声も震えているのに、マイクを離さない人って、いますよね。その人たちは、決してあがり症ではありません。むしろ、人前で歌うことを楽しんでいます。
あがり症かどうかは、「落ちついているか」「上手か」とかではなく、本人が人前でパフォーマンスすることを好きだとか、楽しいとか、ポジティブに感じているか否か、つまりメンタルの問題ということです。
トレーナーの間でも誤解されている概念
しかし、多くのトレーナーや講師は、あがり症をメンタルの問題というよりは、技術の問題だと誤解しています。
そのため、発声練習やスピーチの構成などのテクニックに焦点をあててしまうのです。これらはメンタルの問題を直接的に解決するものではありません。
あがり症のセルフチェックは簡単
では、いよいよ「1つの質問」をご紹介します。
「1週間後に、友人の結婚式でスピーチをお願いされたとします。どんな気持ちになりますか?」
「1週間後に、営業先でプレゼンテーションすることをお願いされたとします」でもいいです。
「まさか!そんなの絶対無理!」といったネガティブな反応が出てきたら、あなたはあがり症です。
その反応が強ければ強いほど、症状も深刻だと考えられます。
ただ、このあがり症のセルフチェックでネガティブな反応をしたからといって、即問題だという訳ではありません。症状の深刻度によります。
もし、あなたが人前で話すときに、普段のパフォーマンスが発揮できないほど深刻なら、その時は本格的に対処した方がよいでしょう。どんどんあがり症がひどくなる可能性があります。
あがり症は正しいアプローチで解決
私自身、人前での1分間のアナウンスすらできなかった過去があります。でも、脳科学に基づいた正しい方法で、短期間で克服することができました。
大切なのは、あがり症の根本的な原因である「人前に対するネガティブなイメージ」に向き合うこと。
正しい方法さえ知っていれば、あなたも必ず克服できます。
具体的な方法は、私の著書「人前で話すのがラクになる!5つの魔法」をご覧ください。一緒に、あがり症のない人生を手に入れましょう!