あがり症を卒業すると覚悟を決めた日
人前に出れば、手足はガクガクブルブル、汗がでて頭は真っ白になって、視界が歪み、立っていられなくなる。ひどいあがり症をこじらせていた私は、慣れない本屋に行きました。
「話し方・あがり症」のコーナーに行くとたくさんの本があり、立ち読みをしてみると「場数を踏みましょう」という言葉ばかり。「場数を踏んで治るんなら、とっくになおっとるわーーーーー!」と激しくツッコミをいれたのを最近の事のように覚えています。
幸運にもその時にたまたま本屋でパワープッシュされていた脳科学の本をきっかけに、脳科学にのめり込みました。たくさんの本を読み、たくさんの師匠に学び、脳を使う方法を学びました。しかし、それだけでは変わりませんでした。学んでいるだけで行動していなかったからです。
そのため、私はブログに「誘われたら断らない」と書きました。自己紹介の時間を恐れて飲み会に誘われてもすべて断っていた自分を変えるため、「次に飲み会に誘われたら行くぞ!」という宣言を込めて書いたのです。
そうして翌日に来たお誘いは、なんと「講演依頼」の電話でした。ブログに書き綴っていた脳科学や心理学のことを学校で講演して欲しいという依頼でした。聴衆は100人(@o@)!全力で断る理由を考えましたが、「断らない」と書いた威力は凄まじく10日後の講演を受けることになったのです。
講演中に泡を吹いて倒れる自分がありありと想像できました。このままではまずい本当にまずい・・・。それでやっと本当にあがり症を克服する覚悟を持ちました。
10日間で変わってやる!と。それまでに学んでいた内容をすべて引っ張り出して、10日後の講演を成功させるための方法を考え実行しました。そして、初めての講演会は大成功!!あがり症克服!これまでの人生の中で一番テンションのあがった楽しい時間になりました。
あがり症克服でもっとも大事なことは「卒業日を決めること」。あがり症を克服したいと思っているだけでは一生そのままです。覚悟を持って臨むことで、はじめて脳力が発揮できます。
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