あがり症を克服してから人前で話そうと思っている人へ

人前で話す講演会

あがり症を克服するには本番が必要

よく「あがり症を克服してから人前で話そう」と思っている人に出会います。しかし、そう思っている限り、永遠にその機会は訪れません。

なぜなら、あがり症を“完全に”克服するためには、人前で話せたという本番の成功体験が不可欠だからです。金光サリィ式のあがり症克服トレーニングでは、人前で話せる自己イメージや、架空の成功イメージで記憶を書き換えて本番に臨み、実際に話せたという現実の成功体験で脳の記憶を完全に上書きします。

これまでは、「私にはまだ力がないから・・・」「まだあがり症を克服できていないから・・・」などと、人前で話す機会が訪れても断っていたかもしれません。でも、人前で話す機会が来たら、まさにそれがあがり症を克服するチャンスです!ありがたく引き受けましょう。

できるだけ大きな本番がいい理由

中には、できるだけ小さな規模の本番で成功体験を積み重ねてから、大きな本番を迎えようと考える方もいらっしゃるかもしれません。でも、小さな本番よりも、できるだけ大きな本番を設定したほうが、あがり症は克服しやすいのです。なぜなら、本番で成功して得られる「プラスの感情」が大きければ大きいほど、強固に記憶の上書きができるからです。一方、このプラスの感情が弱い=成功してもそんなに嬉しくない規模の本番だと、上書きが中途半端になる可能性があります。

また、人間は弱いため、すぐに逃げ道を作ってしまいます。小さな規模だから最悪失敗しても大したダメージにはならない。そう思った瞬間に、脳はこれまでと同じパターンを選択し、新しいことに挑戦する力が出ません。今のままの自分では到底無理だと思ってしまうぐらい大きな規模の本番を設定すれば、いわゆる背水の陣でやるしかない状態になります。トレーニングに込める熱量が大きくなります。

トレーニングの中身については、「人前で話すのがラクになる!5つの魔法(ダイヤモンド社)」をお読みください。そして楽しく実践してみてくださいね!

あがり症のための脳科学にもとづいたメンタルトレーニングの礎を築いたパイオニア。自身が極度のあがり症に苦しんでいた時期がある。ひどいあがり症の人ほど、スピーチ練習や場数、呼吸法などではなく、メンタルトレーニングが必要と伝えている。
「人前で話すのがラクになる!5つの魔法(ダイヤモンド社)」は、今までにないあがり症克服本としてAmazonランキング総合2位(話し方・プレゼン部門1位)。現在12刷りのロングセラー。

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