あがり症を克服するのに必要なマインドと対策
ヴィゴラ~ス!緊張・あがり症克服の専門家 金光サリィです。
大変嬉しいことに、あがり症克服の本の感想を日々頂いています。
- 私も変われるかもと思えました!
- 新しい発見がたくさんありました!
- 今日からトレーニングをやってみます!
などと非常に前向きなものばかりです。しかし、たまにもったいないなと感じることがあります。
人前で話すことは自分をさらけ出すこと
感想文を送っていただくフォームに、「感想をHP等に掲載してよいですか?」という質問項目があります。この回答枠として、「イニシャルならOK」「本名でOK」「して欲しくない」の3つがあるのですが、ここで「して欲しくない」と回答される方がいるのです。
「して欲しくない」にチェックすることが決して駄目だと言いたい訳ではないのですが、せっかく沢山感想文を書いてくださっているのに、イニシャルでもオープンにしたくないのはもったいないなと感じてしまいます。
「して欲しくない」にチェックをされる方は、無意識のうちに自分をさらけ出すことに抵抗を感じているのだと思います。あがり症になってしまった人は、特にこの傾向が強いかもしれません。
しかし、人前で話すことは、自分を露出することです。ですから、あがり症を克服したいと望む人は、普段から自分の姿や思いをオープンにしていくことがとても大切です。
オープンな自分に変化するための練習
オープンになるための練習として、以前セミナーで「会場の外に出て見知らぬ人に話しかける」というワークを行ったことがあります。始めは皆さん、気が乗らない感じでしたが、会場に戻ってきたときには大変盛り上がっていました。
「初めは知らない人に話しかけるなんて嫌だなぁ、怖いなぁって思ったけど、いざやってみると皆さんとても親切にしてくれて、感動した」
「話しかけようとしたときに、相手がオープンな雰囲気だと話しやすかった。自分もあんな雰囲気になりたいと感じた」など、いろんな感想を教えてくださいました。
まったく知らない人に話しかける上記のワークは難しくても、同じマンションやビルで乗り合わせた人に挨拶をすることは比較的簡単なのではないでしょうか。
ぜひ自分から気持ちよく挨拶をしてみましょう。相手から返事がなくても構いません。「自分から挨拶をできる自分だ」という気持ちがオープンな自分になるためにとても大事です。
SNSなどに自分の名前や顔を出して、自分の思いや意見を発信すことも自分をオープンにするひとつの練習になるでしょう。あがり症を克服するための日常的なトレーニングだと思って、ぜひ実践してみてくださいね。