あがり症はメンタルの問題!ビリギャルの坪田先生が解説
ヴィゴラ~ス!
脳科学をベースにした緊張・あがり症克服の専門家 金光サリィです。
あがり症は話すスキルの問題ではなくメンタルの問題。
このことに気づけば、スピーチ教室やセミナーに時間やお金をかけることなく、短期間で克服できます。
とはいえ、「メンタルの問題って、どういうこと?」とピンとこない人も多いのではないでしょうか?
今回、それを理解するのにぴったりの動画を見つけました。
ビリギャルで有名な坪田信貴先生の
「【SA-CUS】~世界で一番楽しい学校~」での講演動画です。
あがって話せないのはメンタルの問題
坪田先生が講演で話された該当部分をピックアップしました。
- それでは思考実験をしてみましょう。
- 今みんなが座っている席の幅はどの位ですか? 4~50㎝ぐらいですよね。
- その幅の鉄板が床に敷いてあった場合、そこの上を歩けと言われたら歩けますか?
- はい。そうですよね。普通に歩けますよね。
- では、高さが240mの2つの高層ビルの屋上から屋上にその板を渡した場合、そこを歩くことはできますか?
- その場に立つと、足がガクガクなって心臓がバクバク鳴って、手から汗が出て、ちょっと無理ですとなるのが普通だと思います。
- でも冷静に考えると求められている身体能力は同じではありませんか?
- じゃあ何で床に敷いてあると普通に歩けるのに、高いところにあると歩けなくなるのでしょうか?
- それは床に敷いてある時は、失敗するイメージがゼロなんです。
- ところが屋上に敷かれた瞬間に、落ちたら死ぬなとか、ネガティブなことを考えてしまう。
- ネガティブな事を考えた瞬間に、普通にできることができなくなってしまいます。これが人間なんです。
–才能を操っているのはメンタルが9割ということ|世界で一番楽しい学校 ~SA-CUS~ 2018 OWNDAYS presentsより
非常に分かりやすい例えですよね。あがり症のメカニズムも含めて、私が言いたいことを全部おっしゃってくれています。
要するに、屋上の板を渡れないのは、歩くスキルがないからではなく、怖いから。
これをあがり症の話に言い換えると、人前であがって話せないのは話すスキルがないからではなく、人前が怖いからなんです。
大切なことは恐怖心を取り除くこと
あがり症で悩んでいる方でも、99%の人は家族、友人、同僚らと普通に話すことができていると思います。人前でなければ話すスキルは既に持っているのです。
したがって、話し方教室やセミナーに通って話すスキルを学ぶ必要はありません。
必要なのは、人前に対する恐怖心を取り除くメンタルトレーニング。
私のメソッドでは、このメンタル面の改善だけに集中します。無駄な練習に時間を使わないからこそ、短期間での克服が可能です。
もしあなたが営業職などで、話すスキルも身につけたいというのなら、あがり症を克服してからにしましょう。
この順番を間違えると、克服までの道のりが遠回りになってしまいます。
また、場慣れのために話し方教室やセミナーに通おうとする人もいますが、
これはほとんど意味がありません。
なぜなら、そこで得られるのは限られた教室やセミナーでの場慣れであって、実際の本番での場慣れではないからです。
これについては「あがり症克服に話し方教室やセミナーでのスピーチ練習は不要」にて詳しくお伝えしています。
- 人前であがって話せないのは、話すスキルがないからではなく、人前に対する恐怖心があるから
- 人前が怖いというメンタルの問題をクリアーできたら、あがらないで普通に話せるようになる
- そのためには、イメージ改善だけに集中するメンタルトレーニングが有効
- もし営業等で話すスキルも高める必要性があるなら、あがり症を克服した後にその向上に努めること
「具体的なメンタルトレーニングの方法が知りたい」
「本当に自分でもできるのかな」
そう思われた方も多いのではないでしょうか?
私の著書では、脳科学に基づいた具体的なトレーニング方法を、誰でも実践できるようステップバイステップで解説しています。
一人で悩まず、ぜひ具体的な克服方法を見つけてください。
あがり症克服の決定本