緊張・あがり症になった原因が必ずある

あがり症・緊張のイメージ

あがり症とは

人前や大人数の前に立った時、電話をかける時などに、次のような症状になることを総称してあがり症といいます。程度や場面は人によって異なります。

  • 胸や心臓がドキドキする
  • 体、手足や首元が震える
  • 顔が赤面、真っ赤になる、ひきつる
  • 涙、泣く、手汗や脇汗などがでる
  • 吃音、声が震えたりどもる
  • 頭痛、頭が真っ白になる
  • 息ができない、続かない、呼吸困難
  • 動悸、苦しく吐き気がする
  • 胃痛、腹痛、下痢になる
  • めまい、視界がゆがむ など

あがり症は別名で社交不安障害(社会不安障害(SAD))などとも呼ばれていますが、自分が「病気」だと思ってしまうと、脳の仕組上、それに囚われてしまい克服がしずらくなります。

病気ではなく「脳への指示の仕方が間違っているだけ」と理解し、脳の仕組み(クセ)に沿った方法で克服することが改善の近道です
金光サリィ式あがり症克服メソッド

あがり症の症状はそもそも・・

人は誰しも危険な場面に遭遇すると、自律神経のうち交感神経が優位になり、鼓動が速くなったり汗をかいたりします。

これは危険に立ち向かうため、または危険から逃れるために、脳が体にエネルギーを出すように指令を出している状態です(交感神経は”闘争と逃走の神経”とも呼ばれています)。

ピンと来ない方は、たとえば夜道で暴漢に襲われた時の自分の身体の症状を想像してみてください。

つまり、あがりの症状とは、あなたの脳が「人前=危険」だと認識し、あなたを守るために、良かれと思って引き起こしている一種の防衛本能なのです

交感神経と副交感神経による作用の特徴と比較
(東邦大学薬学部薬物学教室HPより抜粋)

交感神経 副交感神経
体と精神 緊張 リラックス
呼吸 激しくなる 落ち着く
血圧 上昇 下降
心拍数 上昇 下降
発汗 促進 抑制

あがり症になったきっかけが必ずある

生まれてすぐあがり症の赤ちゃんはいません。あがり症の人は、人前で「大きな失敗をした」「恥をかいた」など、何かしらのネガティブな出来事、経験があるはずです

よくある例としては、学校でみんなの前で教科書を読む時に間違えた、歌やリコーダーの発表会で失敗して笑われた、プレゼンや会議などで質問にうまく答えられなかったなどです。

それが強烈だったり、何度も繰り返すことで、脳に「人前=危険」な場所として記憶されると、あがり症になってしまいます

まれに管理職や、部下や後輩の指導係になってから、緊張・あがり症がひどくなったという方がいます。

これは上司として、しっかりしなければならないとか、他人の評価が今までより厳しくなったとか、過度にプレッシャーを感じていることが一つの原因です。