あがり症を克服しやすい人とそうでない人

大変嬉しいことに、あがり症克服の本の感想を日々頂いています。「私も変われるかもと思えました!」「新しい発見がたくさんありました!」「今日からトレーニングをやってみます!」などと非常に前向きなものばかりです。しかし、前向きなものであっても克服に時間がかかってしまうだろうなと感じる方が時折いらっしゃいます。

それは、「感想をHP等に掲載してよいですか?」という質問に、「イニシャルならOK」「本名でOK」「して欲しくない」という回答枠があるのですが、ここで「して欲しくない」と回答される方です。※「して欲しくない」にチェックすることが悪いという意味ではありません。

クローズドマインド

人前で話すことは自分をさらけ出すこと

人は過去の様々な経験や情報から、傷つかないよう、自分を隠そうとすることがあります。「して欲しくない」にチェックをされる方は、無意識のうちに自分をさらけ出すことに抵抗を感じ、自分を隠していると言えるのではないでしょうか。あがり症になってしまった人は、特にこの傾向が強いかもしれません。

しかし人前で話すことは、隠すとは真逆の、自分を露出することです。ですからあがり症を克服して、人前でラクに話せるようになりたいと望む人は、普段から、自分の姿や思いをオープンにしていくことがとても大切です。

オープンな自分になるために

オープンになるための練習として、以前セミナーで「会場の外に出て見知らぬ人に話しかける」というワークを行ったことがあります。始めは皆さん、気が乗らない感じでしたが、会場に戻ってきたときには大変盛り上がっていました。

「初めは知らない人に話しかけるなんて嫌だなぁ、怖いなぁって思ったけど、いざやってみると皆さんとても親切にしてくれて、感動した」「話しかけようとしたときに、相手がオープンな雰囲気だと話しやすかった。自分もあんな雰囲気になりたいと感じた」など、いろんな感想を教えてくださいました。

エレベーターで挨拶してみよう

まったく知らない人に話しかける上記のワークは、難しくても、同じビルやマンションで乗り合わせた人に挨拶をすることは比較的簡単ではないでしょうか。ぜひ、自分から気持ちよく挨拶をしてみましょう。相手から返事がなくても構いません。自分自身が挨拶をしたんだ!という認識を持てることが、オープンな自分になるためにとても重要です。

その他にも、SNSなどに自分の名前や顔を出し、思いを発信すことも、自分をオープンにするひとつのトレーニングになるでしょう。人前でラクに話せるようになるための日常的なトレーニングだと思って、ぜひ実践してみてくださいね。