PTA役員の発表会は大満足の出来だった

懇談会でまたあがり症の症状が

中学生の頃、ピアノの発表会で大失敗をして以来、ものすごいあがり症になってしまいました。授業中は教科書を読むのも声が震えてしまうので、いつも先生にさされないようにビクビクしていました。

そんな私も大学入学とともにハイテンションな毎日の中で徐々に人前で話すことも気にならなくなり、社会人としても多少緊張はするものの、苦にはならず、あがり症は治ったと思っていました。

その後結婚とともに退職し、数年後に子供の幼稚園の懇談会で自己紹介をする時に、久しぶりに大勢の前で話してみると、妙に緊張して頭の中は真っ白になってしまいました。治ったはず、気のせいだ、と自分に言い聞かせても毎回ひどくなって、困ってしまい、いつも目立つ役回りは引き受けないようにしていました。

PTA役員で予算案を発表することに

ところが、そんな私にある日子供の小学校のPTA役員推薦の電話がかかってきたのです。はじめは必死で断ったのですが、なかなか決まらず何度も連絡を頂き、会計役員の職でしたので、特に人前に出ることもないだろう、と思い切って引き受けました。しかし、PTA総会では体育館の演台で、先生、保護者約100人を前に予算案を発表することに・・・。

もう腹をくくろう!と必死でHPなどから情報を集め、「10日で克服」したサリィさんにたどり着きました。本を読んで、分かったつもりで迎えた20人ほどのリハーサルでしたが、手も声もブルブル震えて先生やみんなにも心配される始末。

あまりのダメージにもうダメだー!と落ち込み、本番では他の人に代読してもらおうか、とも考えましたが、ここで克服しなかったら一生無理だ!と思い、本番はだいぶ迫っていましたが、思い切ってサリィさんにトレーニングを申込みました。

スキップしたくなる帰り道だった

トレーニングでは、本で読んだ内容もよく理解できましたし、ただ数字を読み上げるだけ、と思っていた原稿や話し方についてもアドバイスをいただき、目から鱗でした。いただいたアファメーションボイスでは、さらに大きな気づきを得て、トレーニングからわずか4日後の本番では、大満足の出来でした!!

先生から拍手をいただいたり、他のお母さんからは、「こんなキャラだったっけ?」と後日噂されていたそうです。いつもなら終わったあとは、あ~なんとかやり過ごした、ほっとした~、やっぱり人前は嫌だなぁ、次はいつだろう、とグッタリするところでしたが、この日は本当に清々しく、スキップしたくなる帰り道でした。

PTAの役員を引き受けたことも、トレーニングを受けたことも、思い切って行動してみて本当に良かったと思います。トレーニングで教えていただいたことは、人前で話すことだけでなく、いろいろな場面でこれからも役に立つと思います。これからの人生、今までよりもっと、中身の濃い充実したものになりそうでワクワクしています。サリイさん、本当に感謝しています。ありがとうございました!!

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