緊張から下痢や腹痛で鬱になったが克服できた
緊張から下痢や腹痛で悩み鬱に
12年くらい前、社内のグループディスカッション当日に班長をやる事を聞かされ、頭の中はパニック。昔から人前で話す事が苦手で、そう言う場面になると逃げてきた私、「30人もの前で発表なんかできない嫌だー」頭の中はパニックで泣きそうでした。
時間が刻々と過ぎ発表の時間。私の出番は4番目、私は頭の中で必死に「緊張しないように、緊張しないように」「私の班は…を発表しまします」などと連呼しているとますます「班ってなんだ?」混乱でした。結果は散々たるもので、それ以降の会議やディスカッションでますますドン底に落ちていきました。
会議中に考える事といえば、議題の事ではなく、「私を発表者に指名しないで」「緊張しないように」「発言したくない」など、会議とまったく関係ない事でした。そんなセルフイメージを下げる事ばかり考えていると体調も段々悪くなり、普段から下痢や腹痛に悩まされ、病院に通院する羽目になり鬱と診断され薬を毎日服用するようになりました。
トレーニングで下痢や腹痛が治った
会議でプレゼンをすることになり逃げられないと思い、インターネットであがり症克服などと調べ、片っ端から本を買いあさりました。余りにも本を買い過ぎて、同じ本を2冊買ってしまうほどでした。その中で「人前で話すのがラクになる!5つの魔法」の本を読むと、これ私と同じ境遇だと感じ実際にトレーニングを受けに行きました。
当初、半信半疑で始めましたが、体は正直でした。トレーニングをする度に体調は変化し、下痢や腹痛はいつの間にか治っていました。これは思わぬ副産物だと起爆剤になり、「体調が改善したんだからあがり症も克服できる」とさらに実感が湧きました。特に、セルフイメージや夢リストは効果的でした。
宣伝ではないですが「人前で話すのがラクになる!5つの魔法」「人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと」この2冊の本を何度も読み返し、書いてある事を一つづつ実行していきました。どんだけ勝手に無駄な事を考え、自分を疲れさせ生きてきたんだろうと感じました。もっと楽に生きる方法がこの本には書いてあります。
あがり症を克服し薬は全て捨てられた
本番は、4フロアの仕切りを外した大きな会場で200人以上は集まりました。私のテンションはMAX「今日は、参加者の中で1番楽しんでやろう」と言う気持ちで参加しました。自分の順番になり参加者の前で話しましたが「あら不思議」どんどん言葉が出てきて200人の方を向いて楽しく話す事ができました。終わってから、「私は一体何で悩んでいたんだろう」と不思議な気持ちになりました。先輩や友人たちから、「めっちゃカッコいいじゃん」との言葉に更にテンションUPでした。
鬱と診断された私があがり症を克服し、薬をすべて捨てました。生まれてから30年以上経ちますが、今が1番体調が良く、仕事もプライベートも楽しんでいます。もちろん会議やディスカッションも楽しんで参加しています。脳は変化を嫌いますが、それを楽しみながら克服しましょう。
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