20年超絶苦しめられたあがり症を破壊してやった

子供のころはあがり症と無縁だった

子供の頃はスポーツ万能で活発な少年でした。常に学級委員として目立つ存在で、中学生の頃は新入生代表の挨拶とか、在校生代表の送辞とか任されていました。

大学に進むとテニスのインストラクターや、塾の講師をバイトで掛け持つなど、あがり症とは全く無縁の存在でした。人前で酷く緊張したという記憶が無いので、そうだったのでしょう。

社会人になりドキドキや吃音が気になり始めた

ところが社会人になり、年次が上がるに連れて変調が出てきました。なんだか人前でドキドキするので、一言二言で終わらせようと考えたり、吃音も気になりだし、言葉に不自由を感じるようになりました。ただ、その頃はそれ程強い意識はありませんでした。

強く意識し出したのは勉強会で通達を読んでいる時に、何回も噛んで声がぶるぶる震えた時からです。30代前半でした。以後、人前での苦手意識が鮮明になり、失敗を重ねる毎に症状が悪化していきました。

過呼吸のような症状で、息も絶え絶えになった

決定打は40歳前でした。これも通達を読まされた時なんですが、過呼吸のような症状で、息も絶え絶えになり、字が読めなくなって普段指導している若手に代わってもらったのです。

その時の恥ずかしさ、屈辱感は強烈なインパクトを残しました。以来、会議の場は地獄と化しました。以前は出来たことがどんどん出来なくなる恐怖。なんだかんだ理由をつけて逃げ惑う日々でした。

毎晩自分にダメ出しを繰り返し反省をしていた

私は割と優秀な営業マンでした。ただ、当時の社会はパワハラが普通の時代。机を蹴りあげられ、ゴミ箱を蹴られ、書類を投げられるのは普通の事でした。そんな環境でも歯を食いしばって、何くそって思って働いて来ました。

やってもやっても認められない、満たされない気持ちで一杯でした。そうした渇望感の中、どんどん自信が失われて、毎日毎晩自分にダメ出しを繰り返し、反省をしていました。これが強烈なあがり症を発症した原因だと分析しています。

話し方教室、緊張克服体操などを試みた

40歳を過ぎ役付きになると、益々人前に出る機会が回ってきました。仮病を使ってその場から立ち去ろうかどうしようか?当たった時は短い単語を発して取り繕う恐怖の日々。

何とかしなければと、東は東京の話し方教室、西は神戸の心理カウンセラー、緊張克服体操をする変なDVDと色々試しましたが何の効果も無い。いよいよ心療内科で薬を貰うしかないと深刻に考えていました。

そんな中、また別の話し方教室に出会い、そこで一旦は劇的に改善出来ました。そこでは場数を否定しており、条件反射を遮断して、脳を安心感で満たすマネジメントをするように指導されました。

恐怖の会議がちょっとずつ人並みだと納得出来るぐらいにまでになりました。しかし、そこから数年が経ち…信じられないくらい上手く喋れる時もあれば、以前の状態ぐらい酷い時もあり、本当には自信を持てずに不安を感じるようになりました。

※「場数ではない」「脳科学で克服」という切り口は、当社が日本初です。現在はこの文言を使っているところがあるようですが、同じようでいて根本的な考え方や方法が違うため、このような中途半端な結果になってしまうようです。

半分諦めて情けない思いで過ごしていた

私の夢は人に大きな影響力を与え、人を惹きつけられる、魅力ある人間になることでした。ところが、あがってしまって考えていることが伝えられなければ、全く話になりません。

そんな中、会社では更に上の地位となり、場を取り仕切って進行することが仕事になりました。何とか冷静に、落ち着いて話そうと思えば思うほど動悸がして早口になり、噛みまくりました。

自分が許せる最低ラインは維持はしていても、とても自分が思っている事を自由自在に伝えられる状態ではありませんでした。やはり、これが自分の限界でこれ以上どうしようもないのかなあって、半分諦めて情けない思いで過ごしていました。

本が面白くすぐにトレーニングに申し込んだ

そのころ、またまた別の話し方教室(場数重視、スピーチするだけ)に通っており、その関係で何か良い情報はないかなあってスマホをいじっていました。そこで目に止まったのがサリィさんの情報でした。

場数は意味がない!ふむふむ同意。と思ったのを覚えています。毎週、毎週場数を踏んでいる会議の司会が上手く出来ないことに悩んでいた私は、もう一度これに賭けてみようとすぐに決断しました。本を速攻で買って読んでみるとこれが面白い!次の日にはスカイプのトレーニングを申し込みました。

あがり症克服トレーニングはとてもシンプルだった

穏やかで優しいサリィさんのトレーニング中は何だか、あがり症が治っていくような、自信がみなぎるような感じがしました。が、終わって冷静になると、『へっ?こんだけ?』『ほんまに大丈夫かいな?』という思いが強かったです。

※当社のトレーニングは、相手に合わせて必要なことのみお話ししていきます。トレーニングは非常にシンプルです。他の話し方教室やセミナーは、たくさんの練習や事前の十分な原稿準備などが必要とされており、本番でうまくいかなかったときにはそれらが足りていなかったことにされるようです。

しかしながら、大きなイベントは無かったのですが、トレーニングを繰り返して、いつもの会社のメンバー20人くらいのレベルであれば、それ程動揺せずに話せるようにはなって来ました。

ただ、大成功体験が無かったため、今一つ超えれないものがあると感じていました。

会を支配しているという楽しさを感じられた

そんな中、トレーニングを受けてから半年以上が経過し、大チャンスが巡ってきました。以前なら大ピンチ!うちの会社の重役、お客さん(社長が大半)を招いてホテルを貸し切り、50人ぐらいのパーティーをすることになったのです。立場上私が会の企画から運営、勿論司会を任されることに。

1ヶ月前にもう一度サリィさんにメールをしてやるべきことを確認しました。迎えた当日、以前なら憂鬱な気持ちで迫り来る『その時』に怯えて過ごしたでしょうが、全く冷静。逆に早くやりたいなあって思うぐらいの気持ちになっており、ピクリとも動悸もしませんでした。張りのある声でテンション高く喋りだし、司会進行を担当しますって言ったら、予期せぬ拍手まで貰ってしまいました。

途中、何度か噛みましたが、気にならない。会を支配しているという楽しさを感じながら司会を続けることが出来ました!大、大成功でした。どやっ!って感じでした。凄く幸福な感覚でした。帰りの夜道で何度もイナバウアーのガッツポーズをくりかえしました。警察がいたら捕まったかもしれません(笑)数日経ちますがまだまだ余韻に浸ってにやにやしています。

サリィさんの理論は間違い無く、正しい理論です

本当に超絶苦しめられたあがり症を破壊してやったんだと。紆余曲折あり、20年はかかりましたが。私は会社員人生のピークがこれからあと10年です。間に合いました!自分史上最高の自分を見つける10年にします。

何をやっても効果が無い、強烈なあがり症だから、ダメなんだと諦めている方。色々試して経験してきた私だから、確信があります。サリィさんの理論は間違い無く、正しい理論です。大丈夫です。私が見本です。私は誰よりも強烈だった自信があります(笑)一緒に最高の自分を見つけに行きませんか?

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