対人恐怖症と闘った50年から解放された

人前で恥をかく不安と恐怖で一杯だった

中学校を卒業し、看護師の専門学校に入学した頃から、人と話す事に恐怖を感じるようになり、特に男性と話す時に恐怖心が強く、赤面恐怖症が現れるようになりました。

思春期と同時に症状が出始めた様に思います。赤面恐怖症には長く苦しみましたが、後に40歳位からは視線恐怖症がメイン症状となりました。

私は現在68歳ですが、この間50年間は対人恐怖症と闘い続け、苦しみながらも結婚し3人の子供をもうけ、同時に看護師として25年間病院勤務をしました。

50歳からは病棟師長として職務にあたりましたが、師長になった頃から、人前で話すことが恐怖の対象となりました。しかしそんな自分にムチ打って頑張り続けました。今思うと本当に辛いなか良く頑張ったと誉めてやりたい気持ちで一杯です。

54歳で退職し、頼まれればドキドキではありましたが講演や保健指導等を行っていました。当時はなんとか人前で話すことができました。

60歳以後は、第一線からは退き、ガーデニングや洋裁等趣味を楽しんで人生を謳歌していました。しかし、3年前に町内で体操グループの立ち上げがあり、私は元看護師として健康指導等を担うこととなりました。

再び、人前で話す事の恐怖が頭をもたげてきました。2週間に1回の健康の話では、声が震え、声が出なくなり、人前で恥をかく不安と恐怖でいっぱいになりました。

高いセルフイメージで感情は安定する

そこで、以前購入していた金光サリィ先生の「5つの魔法」の本を再読しましたが、症状は悪化していきサリィ先生のリモートトレーニングを予約しました。

予約当日、ラインのビデオ通話でトレーニングを受けました。先生は、若くハツラツとされていて、楽しく指導して頂きました。

用紙に絵を描き分かりやすく説明して頂き、プラスイメージを持つように自宅でトレーニングしました。

人前での話もなんとかできるようになりましたが、自分が納得できるものではありませんでした。

どうしても安定した状況で話がしたい、必ずそうなりたいと言う強い気持ちで、先生に相談したところ、無料でトレーニングの時間をとって頂けました。

人前に立つと、ドキドキハラハラでそれにとらわれてしまう。先生からは、どんなにドキドキしていても話はできるとアドバイスを受けました。

その時先生からある脳科学の本を教えて頂き購入し、読んでみると、自分の思いに沿った内容で、一気に読み進みました。

サリィ先生の指導を受けた上でこの本を読んだことで、本の中身も理解しやすく、一言では言い表せませんが「高いセルフイメージを持つことで、感情は安定する。その状態で勇気を持って、目標に向かい全力投球することが大切である。」と解釈しました。

ストンと心に入り、ストンと理解できました。

「お話が上手い」と誉めてもらえた

そして2週間に1回の朝の挨拶が、私に回ってきました。当日、緊張することもなく、ドキドキもなく、しっかりと連絡事項と医療関連の話をすることができました。

「お話が上手い」と誉めてくれる人もいました。嬉しくて、抑圧された全てのものから、解放されたような爽快な気分を味わいました。

勇気を持って先生に出会ったことで、長い間の苦しみから、今やっと解放されました。残された時間は少ないですが、これから抑圧されることのない、私の本物の人生を送りたいと思います。先生ありがとうございました。

50年間苦しみ続けた私から、現在苦しんでいる皆さまへ、無駄な時間を送らないように、1人で苦しまないで、どうぞサリィ先生に出会って、大切なかけがえのない、自分の人生を充実したものにしてください。

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