本を何冊読んでも変われない時

本

あがり症克服トレーニングにいらした方から、「私はこれまでに自己啓発書やビジネス本など1,000冊以上の本を読みました。でも変われないのですが、どうしたらいいですか?」と言われて驚いたことがあります。

すごい投資ですよね。金銭的にも、時間的にも・・・

なぜだと思いますか?「行動してないから」と言う声が聞こえてきそうです。はい、もちろん行動していません。行動まで至らない理由があるんです。

その理由は、話していてすぐに分かりました。

それは、使っている言葉が「マイナス」だということ。不平不満・グチ・泣き言・悪口・文句・言い訳・心配事ばかりでした。これらの言葉を使っている限り、人は変化できません。

例えば、スティーブ・ジョブズの本を読んで、「もっと●●になりたいなら、●●をすればいい」というようなことが書いてあったとします。

でもそれを読んだ彼は、「スティーブ・ジョブズだからできるんでしょう?」「能力ない俺にはムリムリ」といった感じになるでしょう。

こんな風にプラスの情報もマイナスのフィルターを通していては、本を読んでも読んでも変化できません。逆に読めば読むほど、卑屈になってしまうかもしれません

「あなたがこれまで変化できなかった理由がわかりました。マイナスの言葉を口にするのをやめると、変化できますよ!」

そう言うと、彼は何も話せなくなってしまいました。それぐらい、いつもマイナスの言葉で溢れていたのです。トレーニング中も、頭の中にはマイナスの言葉がたくさん飛び交っていたと思います。

でもそこをグッと我慢して、口から出るマイナスの言葉をストップすること。ここから変化が始まります。

さぁ、今日からマイナスの言葉は使わずに行きましょう!

あがり症のための脳科学にもとづいたメンタルトレーニングの礎を築いたパイオニア。自身が極度のあがり症に苦しんでいた時期がある。ひどいあがり症の人ほど、スピーチ練習や場数、呼吸法などではなく、メンタルトレーニングが必要と伝えている。
「人前で話すのがラクになる!5つの魔法(ダイヤモンド社)」は、今までにないあがり症克服本としてAmazonランキング総合2位(話し方・プレゼン部門1位)。現在12刷りのロングセラー。

克服本の試読はこちら【無料】

脳波研究第一人者おすすめ「人前で話すのがラクになる!5つの魔法(ダイヤモンド社)」の試読版PDF(無料)がお読みいただけます。

よく読まれている記事

テキストのコピーはできません。