人前でラクに話すために出来るバリ簡単なこと

桐嶋、部活やめるってよ(広島弁)

私は福岡の北九州市生まれで、小学3年生から広島に引っ越しました。転校してすぐに、「言葉がヘンだ」と指摘されました。

例えば「桐島、部活やめるってよ」という映画のタイトル。

北九州弁では「桐島、部活やめるんっち」、
広島弁では「桐島、部活やめるんと」となります。

「ち」が「と」になったり、イントネーションが違ったりするだけで大いに戸惑い、しばらく人に声をかけられなかったことを覚えています。

バリバリの広島弁を話せるようになった私は、そのまま社会人になりました。

県外のいろんな場所に出向いてお客さんへ簡単なアナウンスをしなければならなかったのですが、初めてアナウンスをした日に「広島弁すぎる」と指摘されました。

標準語を知ってはいるものの、日頃使ったことがなかったために、いつもの言葉しか出てこなかったのです。

当時ひどいあがり症だった私は、そのために余計に緊張して、話すのが困難になったのを覚えています。

同じように、いつもネガティブな言葉ばかり使っている人が人前に出た時に急にポジティブな内容を話そうとしても、いつも使っていない言葉なのでスムーズに言葉が出てきません。

普段、論理的に話していない人が人前で急に論理的に話そうと思っても難しいでしょう。

自分自身が人前でどんな言葉でどんな事をしゃべりたいのかを考えて、普段の言葉使いをそれに合わせておくだけで、話すことがとてもラクになりますよ

あがり症のための脳科学にもとづいたメンタルトレーニングの礎を築いたパイオニア。自身が極度のあがり症に苦しんでいた時期がある。ひどいあがり症の人ほど、スピーチ練習や場数、呼吸法などではなく、メンタルトレーニングが必要と伝えている。
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