緊張を抑える方法ではなかった気持ちよさ

営業の表彰スピーチで頭が真っ白に

学生の頃や社会人になりたての時は、あがり症のような症状はほぼ無かったように思います。社会人になって4年目ぐらいのときに会社の営業成績で表彰され、約200人の前に出て、壇上でスピーチをする機会がありました。私は1週間ぐらい前から、何を話そうか考え始め、原稿をしっかりと作り、それを一字一句間違えないように何度も練習をしました。

そして、いざ本番という時、皆の前に立った途端に頭が真っ白になり、言葉が出なくなってしまったのです。そこから汗が吹き出し、ポケットに忍ばせていた原稿を何とか読んでスピーチは終わったのですが、その場は失笑が漏れ、凄く恥をかいた、という気になりました。

恐らくそれからだと思いますが、一対一では全く緊張しないのに、複数名の前で発言する時に、異常に緊張するようになりました。仕事のミーティング時、7~8人の前で話す際も緊張で声が震え、喉が圧迫されて声が出ない様な状況になりました。

緊張を抑える方法を読み漁ったが・・

その様な状況を何とか改善したいと考え、ネット上の「緊張をほぐすリラックス法」や「緊張を抑える方法」を読み漁り、だましだまし、仕事をし、生活を送っていました。しかし、たまにやって来る大勢の前で話す場では、どんなに「緊張をほぐすリラックス法」や「緊張を抑える方法」を実践してもやはり、緊張感が襲って来て、上手く話すことが出来ない状況は変わりませんでした。

本をパラパラ見て衝撃を受けた

あがり症がなかなか改善しない中、魔法本(※人前で話すがラクになる!5つの魔法(ダイヤモンド社)のこと)の存在を知り、本屋で内容をパラパラと見て衝撃を受けました。今まで自分が見たことが無い「脳科学」からあがり症にアプローチしている点に惹かれ、「この方法しか自分を変えられないかもしれない」と思い、購入しました。

本の内容は非常に分かり易く、書かれていることを実践して行きました。しかし、あがり症について、上手く行ったり、行かなかったりのバラつきがあり、「果たしてサリィさんが書かれていることをきちんと実践出来ているのかな」と自分の中で疑問が沸いて来ていました。

その様な中で会社の勉強会で約150人の前で講義を行うことが決まり、この勉強会を成功させるために、ずっと興味を持っていた個人トレーニングを受けることを決心しました。

あがり症が改善しない原因が分かった

サリィさんも以前は極度のあがり症だった、ということで私自身の過去の情けない記憶や恥をかいた記憶を「分かる、分かる」と聞いていただけたことで先ずは安心出来ました。

初回のトレーニングで私が「リラックス」を目指していることが、あがり症の改善を妨げていると指摘していただいて、自分がやってきた方向性が、やはり少しずれていたと気づかせていただけたことは、非常にありがたかったです。そして「だから改善しなかったんだ」という答えも見つけられたことは、サリィさんのトレーニングを行う上で、非常に大きなものでした。

確かに「魔法本」で、サリィさんは「ドキドキ、汗、震え等の生理的な症状は抑え込むのではなく受け入れる」と書かれていましたが、私は緊張感への恐怖心から、中々それを受け止められなかったのだと思います。しかし、あがり症改善のためには、避けて通れない道と考え、サリィさんに教えていただいた事を本番までの約2週間、実践して行きました。

緊張を抑える方法で効果がない方へ

そして本番ではあがることは一切無く、大成功で終えることが出来ました。講義をしている間、あがり症をこじらせていた時には体験したことが無かった気持ち良さ、楽しさがあり、本当に不思議な感じでした。サリィさんのトレーニングを思い切って受けて本当に良かった、と思っています。サリィさん、ありがとうございました。

私も10年以上、あがり症に苦しみ、「もう改善出来ないかもしれない」と思った時期もありました。しかし、サリィさんと「魔法本」に出会うことで、話すことが楽しい、と思えるまでになりました。

私の様に「緊張をほぐすリラックス法」や「緊張を抑える方法」で上手く行かなかった方もサリィさんのトレーニングできっとあがり症が克服出来ると思います。脳を使ったあがり症克服のトレーニングはとても斬新で楽しいです。理想のご自身の姿をイメージして、楽しんで克服してください。

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